美肌

2012年05月31日

ウサギの避妊手術〜その2

今回は、避妊手術前後のマーブルの様子について書いてみます。
なお、立ち会いはしていないので、手術中の記述はありません。

◎手術前の準備
 ウサギは環境が変化すると大きなストレスを受ける生き物なので、「連れてくる直前まで、いつも通りに過ごしてください」と指示がありました。
 また、前回の記事にも書いたように、胃腸の動きを止める事は命に関わるので、手術前であっても絶食はさせません。なので、マーブルは当日朝も普通にペレットと牧草を食べました。
 午前11時頃病院へ。この病院では、往診や手術は午後1時〜5時の間と決まっていますので、いったん預けて5時以降にまた引き取りに行くことになります。マーブルに関しては、念のため術後の経過観察をしておきましょうということで、閉院時間近くまで預かって頂くことになりました。

◎預けてから手術までの様子
 病院では、手術までの間に食事を摂らせようとしたようですが、マーブルは全く食べなかったそうです。確かにマーブルは、怒っている時や緊張している時は食べ物を拒否する傾向があります。時には好物ですら見向きもしなくなることも。預ける前の待合室でも、ドライパイナップルをなんとか二粒食べた程度でした。頑固ゆえなのか、意外とデリケートと言うべきなのか……。
 麻酔はマスクによる吸入となりました。これは、ウサギの気管は細くて挿管による麻酔が困難なためです。
 麻酔が効いてきたら、施術をするお腹の毛、点滴の針を刺すための左前足の毛を剃ります。ついでに爪切りもお願いしました。意識がある時だと大暴れしますから、今のうちにわーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

◎手術後、迎えに行った時の様子
 午後5時過ぎ、手術は無事に終了していますとの電話を頂き、午後8時半頃迎えに行くことになりました。
 術後のマーブルは、さすがに元気がない様子。先生も「麻酔のせいか、しょんぼりしています」と仰っていました。
 目の周りの毛が濡れているのでどうしたのかと驚きましたが、手術中は目が開いた状態になってしまうので乾燥防止のため粘性の高い目薬を差すのだとか。へえ〜、目は閉じないんですね。意外でした。
 その目薬の感触が気持ち悪いのか、あるいはまだ残っている麻酔で感覚がおかしいせいなのか、マーブルはしきりに頭を振ったり口をもぐもぐさせたりしていました。しかしこれといって異常は見あたらないということで、この日はこのまま退院し、また3日後に経過を見せに来院することになりました。ただし、ずっとぐったりして元気がないとか、何も食べないなどの異常がある場合は、すぐに連れて来るようにとのこと。
 そして、抗生物質と胃腸薬が出ました。抗生物質は1日1回、胃腸薬は1日2回、シリンジ(針を装着していない注射器)で飲ませなくてはなりません。うーん……マーブルの性格からして絶対無理だと思うあせあせ(飛び散る汗)

◎子宮摘出と性格の変化について
 1歳を迎えたマーブルの子宮には、既に脂肪が付き始めていたそうです。これがもっと年齢を重ねると、どんどん脂肪の層が厚くなって取り出す物が大きくなるので、手術もより大変になるのだとか。なるほど、だから手術をするなら早い時期の方が良いんですね。若い内なら体力もあるし、脂肪が少なければ傷口も小さくて済むので、回復が早いという訳です。
 ちなみに……摘出した子宮を見ますか?と聞かれましたが、海月宅は夫婦共にそういう生々しいモノへの耐性が高くないと思われますので、辞退しましたたらーっ(汗) そりゃあ、可愛い飼いウサギの体内がどうなっていたか、知っておくことも大事かとは思いますが、さすがに……ねぇ?
 また、子宮を摘出したことでどこまで性格に変化があるかということを質問してみましたが、前回の記事でも触れたように発情に関連する部分にしか影響はないようです。つまり、発情のストレスから来る攻撃性や、巣作り行動に関連する動作は抑えられるけれども、元来の性格の強さはおそらく大して変わらないでしょう、ということです。


帰宅後〜翌日以降のマーブルの様子については、続きの記事に書きたいと思います。
posted by 海月(くらげ) at 12:14 | Comment(1) | ウサギの避妊手術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月24日

初めての換毛期

避妊手術の記事をちょっとお休みして、季節の話題を一つ。

マーブルさん、ただいま絶賛換毛中です。

抜け毛.JPG
一番左に写っているのは、スリッカーブラシ。
短いワイヤーが何本も植わっている、柔らかめの剣山のようなブラシです。
右はそれで掻き取った抜け毛の山。わずか5分ほどの作業で、この量です。
作業台に使った座椅子は、舞い散る抜け毛で真っ白に……。

スリッカーブラシは毛を引っ張る動きになるので、
通常時だとマーブルは凄く嫌がるのですが、
この換毛期中は毛が抜ける感触が気持ち良いのか、
大人しくブラッシングされておりました。
ただ、スリッカーブラシを使うと表面の毛が激しく舞い散るような気がするので、
私の方が辟易してしまい、最近は普通のクシで静かに梳いてやることが多いです。
普通のクシでも、じゃんじゃん抜けますよ〜。ちょっと楽しいですわーい(嬉しい顔)
空気清浄機2台を強運転させたり、ブラシ後は服や家具に付いた抜け毛を粘着テープで集めたりと、色々大変ではありますが。

ごっそり毛が抜けたおかげで、マーブルの面相がずいぶん変わりました。
半年ほど前の写真ですが、換毛前(冬毛の頃)はこんな感じ。換毛前.jpg

換毛中の現在。
換毛中.jpg
おでこの毛が短くなっているのですが、お分かりでしょうか?
頬毛は相変わらずふさふさなのに、額の毛は短くてぺったんこなので、
なんだか落ち武者みたいになっていますもうやだ〜(悲しい顔)

全体的に、夏向きの固くて太めの毛がだいぶ目立つようになりましたが、
冬のもふ毛はまだまだ残っていますので、しばらくは抜け毛に悩まされることでしょう。
私の出産は来月半ば予定……それまでに収まってくれるといいのですがたらーっ(汗)


posted by 海月(くらげ) at 11:13 | Comment(2) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月11日

ウサギの避妊手術〜その1

マーブルは4月12日に1歳になり、その3日後の15日に避妊手術を受けてきました。
その時の様子やウサギの避妊手術についての考えなどを、何回かに分けて書いてみようと思います。


◎ウサギに避妊手術は必要?
 避妊手術について考える時、一番最初にぶつかる問題です。
 繁殖を目的としない雌雄混合の多頭飼いであれば、これは絶対に避妊をすべきだと思います。
 自分で飼育の責任を持てず、また引き取り手も確保出来ない状況で子ウサギを生ませるべきではないと考えるからです。
 では、同性のみの多頭飼い、一頭飼いの場合はどうでしょうか?
 メスのウサギは、年齢が上がるほどに子宮疾患の罹患率が高くなると言われています。
 通説では、5歳以上の80%に何らかの子宮の異常が発生しているとか。
 その数値は1959年に発表された論文に基づいたものなので、「当時よりペレットや飼育環境が改善された現在では、もっと数値は低いのではないか」という考え方もあると思います。
 確かにペレットは、食用として太らせることを目的とした高カロリーの物から、ウサギの健康を考えた高繊維質で低タンパク低カロリーの物に変わってきています。
 でも、改良後のペレットでさえ、本来ウサギに必要のない食材が色々と含まれています。またペットコーナーで売られているおやつの中には、砂糖やデンプン類を使った物がたくさんあります。ウサギにとっては、まだまだ栄養過多な環境であるといえます。
 そう考えると、1959年当時と現在で、子宮疾患の罹患率はそう大きく変化していないのではないでしょうか。少なくとも、避妊手術をしなくても大丈夫と言い切れるほどには。
 ある捨てウサギ救済サイトの、避妊手術に関するページの中にこんな記述がありました。
 『保護した時点でガンに侵されている子がたくさんいた。亡くなった子も多い。』
 そのウサギ達が何歳で、何匹保護した内の何匹がガンに侵されていたか、詳細は一切分かりません。
 しかし、統計はどうであれ、実際に発症した状態のウサギを多く見てきた人の言葉には、非常に説得力がありました。
 今回、マーブルに避妊手術を受けさせようと決めたのは、この記述を読んだからでもあります。


◎病院選び
 避妊手術を受けさせよう!と思っても、執刀してくれる先生が居なければお話になりません。
 そして、ウサギをきちんと診てくれる病院は、意外と少なかったりします。
 実家のかかりつけの獣医さんによると、「取り扱うのは主に犬・猫。ウサギも診察してくれと言われたら一応できるけれど……専門的なことはできませんよ」という病院は多いみたいですたらーっ(汗)
 ウサギ専門!どんとこい!な病院は滅多にないでしょうけれど、ウサギに関する知識をちゃんと持っていて、「ウサギは専門ではないけれど、責任を持ってきちんと診ますよ」な病院にお願いしたいですよね。
 これはもう、直接先生とお話しして判断するしかないです。納得してお任せ出来る先生を探しましょう。
 できればウサギを飼う前に、きちんと診てくれる病院を見つけておきたいところです。


◎避妊手術のメリット・デメリット
 今回マーブルの手術をお願いした先生のお話を元に、避妊手術のメリットとデメリットをそれぞれ書き出してみました。

 ☆メリット

  ○子宮疾患のリスクがなくなる
   これについては、先に書いたとおりです。

  ○発情によるストレスがなくなる
   ウサギは犬・猫と違って、一年中繁殖出来る生き物です。
   言い換えれば、常に発情しているようなもの。
   しかし繁殖の機会を与えられないペットのウサギにとって、この状態は非常に
  ストレスが溜まるそうです。
   繁殖させてもらえない状態のウサギは、時に攻撃的になったり、想像妊娠による
  巣作りのために自分の毛をむしるなどしてしまいますが、避妊手術を行うことで、
  そういったストレスから解放することが出来ます。

  ○二次的な効果
   ・子宮疾患のリスクがなくなるので、長生き出来る可能性が高くなります。
   ・発情のストレスから来る攻撃性がなくなるので、性格が穏やかになったり
    大人しくなったりします。
    ただし、生まれつきの気の強さは変化しないようです。

 ★デメリット

  ○麻酔の危険性
   麻酔によって命を落とす確率はかなり低いようですが、それでも皆無ではありませ
  ん。ネットで検索すると、麻酔の失敗でウサギを亡くしてしまった方のホームページ
  も出てきます。
   手術をする先生の技術力と知識は、やはり大事だと思います。
   どんな麻酔を使うのか、どんな手順で手術を行うのか、納得がいくまで説明して貰
  い、その時点で不安や不信感が拭えないようであれば、病院を変えてみるのも良いと
  思います。

  ○術後の食欲不振
   ウサギは胃腸が動かなくなると死んでしまう生き物です。
   術後に食欲が回復しないと胃腸の働きがどんどん悪くなるので、場合によっては
  強制給餌をすることになります。
   個体差はあるものの、だいたいのウサギは術後に食欲が落ちているようなので、
  翌日から少しでも何かを食べるようなら次第に回復して来ると思います。
   でも、一日経っても食べている様子がなければ、すぐに病院に連絡して指示を仰ぐ
  必要があります。


次回は、実際のマーブルの様子を書いてみようと思います。


posted by 海月(くらげ) at 17:50 | Comment(0) | ウサギの避妊手術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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