美肌

2012年05月11日

ウサギの避妊手術〜その1

マーブルは4月12日に1歳になり、その3日後の15日に避妊手術を受けてきました。
その時の様子やウサギの避妊手術についての考えなどを、何回かに分けて書いてみようと思います。


◎ウサギに避妊手術は必要?
 避妊手術について考える時、一番最初にぶつかる問題です。
 繁殖を目的としない雌雄混合の多頭飼いであれば、これは絶対に避妊をすべきだと思います。
 自分で飼育の責任を持てず、また引き取り手も確保出来ない状況で子ウサギを生ませるべきではないと考えるからです。
 では、同性のみの多頭飼い、一頭飼いの場合はどうでしょうか?
 メスのウサギは、年齢が上がるほどに子宮疾患の罹患率が高くなると言われています。
 通説では、5歳以上の80%に何らかの子宮の異常が発生しているとか。
 その数値は1959年に発表された論文に基づいたものなので、「当時よりペレットや飼育環境が改善された現在では、もっと数値は低いのではないか」という考え方もあると思います。
 確かにペレットは、食用として太らせることを目的とした高カロリーの物から、ウサギの健康を考えた高繊維質で低タンパク低カロリーの物に変わってきています。
 でも、改良後のペレットでさえ、本来ウサギに必要のない食材が色々と含まれています。またペットコーナーで売られているおやつの中には、砂糖やデンプン類を使った物がたくさんあります。ウサギにとっては、まだまだ栄養過多な環境であるといえます。
 そう考えると、1959年当時と現在で、子宮疾患の罹患率はそう大きく変化していないのではないでしょうか。少なくとも、避妊手術をしなくても大丈夫と言い切れるほどには。
 ある捨てウサギ救済サイトの、避妊手術に関するページの中にこんな記述がありました。
 『保護した時点でガンに侵されている子がたくさんいた。亡くなった子も多い。』
 そのウサギ達が何歳で、何匹保護した内の何匹がガンに侵されていたか、詳細は一切分かりません。
 しかし、統計はどうであれ、実際に発症した状態のウサギを多く見てきた人の言葉には、非常に説得力がありました。
 今回、マーブルに避妊手術を受けさせようと決めたのは、この記述を読んだからでもあります。


◎病院選び
 避妊手術を受けさせよう!と思っても、執刀してくれる先生が居なければお話になりません。
 そして、ウサギをきちんと診てくれる病院は、意外と少なかったりします。
 実家のかかりつけの獣医さんによると、「取り扱うのは主に犬・猫。ウサギも診察してくれと言われたら一応できるけれど……専門的なことはできませんよ」という病院は多いみたいですたらーっ(汗)
 ウサギ専門!どんとこい!な病院は滅多にないでしょうけれど、ウサギに関する知識をちゃんと持っていて、「ウサギは専門ではないけれど、責任を持ってきちんと診ますよ」な病院にお願いしたいですよね。
 これはもう、直接先生とお話しして判断するしかないです。納得してお任せ出来る先生を探しましょう。
 できればウサギを飼う前に、きちんと診てくれる病院を見つけておきたいところです。


◎避妊手術のメリット・デメリット
 今回マーブルの手術をお願いした先生のお話を元に、避妊手術のメリットとデメリットをそれぞれ書き出してみました。

 ☆メリット

  ○子宮疾患のリスクがなくなる
   これについては、先に書いたとおりです。

  ○発情によるストレスがなくなる
   ウサギは犬・猫と違って、一年中繁殖出来る生き物です。
   言い換えれば、常に発情しているようなもの。
   しかし繁殖の機会を与えられないペットのウサギにとって、この状態は非常に
  ストレスが溜まるそうです。
   繁殖させてもらえない状態のウサギは、時に攻撃的になったり、想像妊娠による
  巣作りのために自分の毛をむしるなどしてしまいますが、避妊手術を行うことで、
  そういったストレスから解放することが出来ます。

  ○二次的な効果
   ・子宮疾患のリスクがなくなるので、長生き出来る可能性が高くなります。
   ・発情のストレスから来る攻撃性がなくなるので、性格が穏やかになったり
    大人しくなったりします。
    ただし、生まれつきの気の強さは変化しないようです。

 ★デメリット

  ○麻酔の危険性
   麻酔によって命を落とす確率はかなり低いようですが、それでも皆無ではありませ
  ん。ネットで検索すると、麻酔の失敗でウサギを亡くしてしまった方のホームページ
  も出てきます。
   手術をする先生の技術力と知識は、やはり大事だと思います。
   どんな麻酔を使うのか、どんな手順で手術を行うのか、納得がいくまで説明して貰
  い、その時点で不安や不信感が拭えないようであれば、病院を変えてみるのも良いと
  思います。

  ○術後の食欲不振
   ウサギは胃腸が動かなくなると死んでしまう生き物です。
   術後に食欲が回復しないと胃腸の働きがどんどん悪くなるので、場合によっては
  強制給餌をすることになります。
   個体差はあるものの、だいたいのウサギは術後に食欲が落ちているようなので、
  翌日から少しでも何かを食べるようなら次第に回復して来ると思います。
   でも、一日経っても食べている様子がなければ、すぐに病院に連絡して指示を仰ぐ
  必要があります。


次回は、実際のマーブルの様子を書いてみようと思います。


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posted by 海月(くらげ) at 17:50 | Comment(0) | ウサギの避妊手術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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