美肌

2013年11月14日

牧草アレルギーについて(追記あり)

「これからウサギを飼おうかな」と考えている方には、ぜひ知っておいて頂きたいことがあります。
それは、牧草アレルギー。
ウサギの主食である牧草は、大半がイネ科の植物です。
イネ科植物の花粉というのは、実はアレルゲンになり得る物でして、
早い話が、牧草アレルギーとはイネ科植物由来の花粉症というわけです。
スギ花粉症については、毎年2月頃から花粉飛散量がニュースになったりしますので、大抵の人が知っていると言っても過言ではないと思いますが、イネ花粉症については滅多に触れられませんので、病院や薬局のポスターなどで偶然見かけて覚えていたとか、身近に発症した人がいたとかでもなければ、まず知らないのではないでしょうか。


◎注意が必要な牧草の種類

★チモシー(和名:オオアワガエリ)
 ウサギの牧草として、最も流通している種類です。
 刈り取る時期によって、一番刈り、二番刈り、三番刈りと分けて売られます。
 一番刈りが一番繊維質で硬く、二番刈り、三番刈りと柔らかくなっていきます。
 ウサギの健康のためには一番刈りが最適ですが、硬い物ほど細かい粉が出やすく、
 この粉はアレルギー反応を引き起こす最悪の代物です。
 三番刈りは柔らかいので、ウサギの歯を削るという役目は一番刈りほど期待できま
 せんが、粉が出にくいので、アレルギー持ちにとっては比較的扱いやすいです。

★オーチャードグラス(和名:カモガヤ)
 単体ではチモシーほどメジャーな牧草ではないようですが、チモシーより強い反応
 が出るという人もいるので、要注意。
 オーチャードグラスの穂先は、チモシーの一番刈り、二番刈りに良く混じっている
 そうです。この穂先から出る粉も、やはりアレルギー反応を引き起こします。

※上記以外の牧草なら絶対にアレルギーにならない、という確証はありません。


◎発症に気づくまで
 最初に申し上げておきますと、私はきちんとアレルギー検査を受けたことがありませ
 ん。従って、自分がどの花粉に対して反応するのか、把握できておりません。
 ただ、毎年ゴールデンウィーク頃に花粉症の症状が出ますので、ヒノキ花粉症を
 持っているだろうとは思っていました。
 
 娘を妊娠中、今までよりも早い時期から、花粉症の症状が出ていました。
 妊娠中は過敏になるから、ついにスギにも反応したのかな?薬を飲めないから
 辛いなあと思いつつ過ごし、やがて出産→退院→ほどなく夫実家へ。
 入院中に空調で喉をやられたようで、しばらく咳が出ていた記憶があります。

 やがて8月に入り、自宅に戻ってきました。
 何日か過ごすうち、また花粉症のような目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、そして咳。
 ある日の夜、喘息のような咳が出始めました。
 慌てて夜間診療に行きましたが、当然処方されるのは普通の風邪薬。
 翌日、ちょうど娘を耳鼻科に連れて行ったついでに診てもらうと、ハウスダストかも
 しれないとのことで、漢方薬と授乳中でも飲める薬を頂きました。
 このとき、ウサギの毛やチモシーの欠片のことが頭をよぎりましたが、マーブルを
 触ってもチモシーを触っても、すぐにジンマシンやくしゃみが出る様子はなかった
 ので、2ヶ月ちかく家を空けていたから埃がたまっているのかなあ?と思い、育児の
 合間に出来る範囲で掃除をして過ごしていました。
 
 そんなある日の明け方。
 また喘息のような咳が出始め、今度は呼吸の度に喉がゼーヒューゼーヒュー鳴り出し
 ました。
 さすがにこれはおかしい。絶対に風邪じゃないし、ただの埃でもないのでは!?
 どうせ寝ていられませんし、すぐに起き出してチモシーのアレルギーについて調べて
 みると、出てくる症状に見事に一致。
 ようやく、自分が牧草アレルギーであると認識したのでした。


◎具体的な症状
 個人差があるようなので、あくまでも私の場合ということで読んでください。

 ・チモシーの茎が腕の内側などに触れると、次第に赤くみみず腫れになり痒くなる。
 ・チモシーに触れてしばらくすると、くしゃみ、鼻水、目の痒み、咳が出る。
 ・体中が痒くなる。

 恐ろしいのが、触ってすぐに反応が出るとは限らず、数時間後だったり、半日以上
 経ってから急に酷い反応がでたりするのです。
 おかげで、牧草に素手で触ったり、粉を吸い込んだのが原因だと気づくのが遅れまし
 た。


◎対処法
 一番良い方法は、アレルゲンに接触しない環境を作ること……
 すなわち、ウサギを手放す事なのでしょう。
 実際、内科の先生には「一刻も早く手放してください」と言われました。
 それはお医者さんとしては当然の言葉だと思います。
 今の環境は免疫系統を引っかき回している事と同じなので、将来、喘息やリウマチ
 などの免疫疾患を引き起こす恐れがあるそうですし、免疫系の病気は一度かかると
 薬では治せないので、発症そのものを防ぐしかないそうで、先生にとっては当然、
 患者>ウサギですからね。

 でも、飼い主にとって、手放すというのはなかなか厳しい選択です。
 保健所行きは一番避けたいですし、かといって引き取って貰えるあてもなく……
 飼い続ける前提で、なるべくチモシーに触れない方法を実践中です。
 
 ・チモシーを扱う時はゴム手袋をする。
 ・チモシーを扱う時はマスクをする(……これはさぼってますたらーっ(汗)
 ・穂先が無く、粉も出にくい牧草を使用。
  チモシー三番刈り、オーツヘイ、クレイングラスなど。
  ※ただし、三番刈りは稀に穂先が混入していることがあるので、油断は禁物。
 ・空気清浄機を設置する。
 ・こまめに掃除をする。(……最近さぼりがちな気がたらーっ(汗)
 ・子供の近くではチモシーの補充などをしない。
  ※えさ箱から勝手に抜き出して遊んでいたりするけどがく〜(落胆した顔)

 私の場合、症状は慢性的に出ています。
 それだけ進行しているということでしょうか。
 風邪を引いたりすると、ここぞとばかり症状が悪化するので、体調管理に気をつける
 のも大事ですね。あと、ストレスを溜めるのも良くないそうです。

 今、イネ科植物にアレルギーの無い人でも、蓄積するといつ発症するか分かりませ
 ん。これから牧草を扱う予定の人は、しっかり対策してくださいね。


☆追記(2015年8月12日)
 上記の方法を約1年半続けた成果……と言ってしまって良いのか分かりませんが、
 現在、花粉症の症状は慢性的では無くなりました。身体に直接触れないようにする&
 粉を吸い込まないようにすることは、やはり大事だと思います。

 ・チモシーを扱うときはゴム手袋を着用。
  → 使い捨ての薄い物だと、何かの拍子に破ける恐れがあるので、一般的なゴム
    手袋(ピンクやグリーン色の水仕事用の物)を使用しています。

 ・チモシーを補充するときやウサギ小屋の掃除をするときは、極力、粉を吸い込まな
  いようにする。
  → マスクの着用が面倒なので、作業中は息を止めたり顔を背けたりしています。
    それだけでも効果はあるようですが、安全の保証は致しかねます。
    基本的には、マスク(できれば花粉用)の着用をお勧めします。
    
 ・牧草はチモシー3番刈りを使用。
  → 穂先や固い部分が少ないので、粉の発生量はだいぶ減っていると思います。
    ネットショップで購入していますが、刈り入れと入荷の時期によっては2番刈
    り並みの固い物が来るので要注意。

posted by 海月(くらげ) at 17:13 | Comment(0) | ウサギ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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